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コインランドリー経営の注意点と失敗例を不動産投資家が解説

もふ
コインランドリー経営って儲かるのかな?勝手にお金が入ってくるのなら、楽だよね!

コインランドリー経営の良い話が飛び交っています。

YoutubeやTwitterで相談されることが増えてきました。

コインランドリー経営のページをいくつか見ていると、

コインランドリー経営ページより
  • 空き物件を有効に活用したい
  • 投資を初めて見たい
  • 新規事業を展開したい
  • 店舗数は増え続けて需要は増加

といううたい文句が並んでいます。

僕は会社を経営し不動産投資や株式投資など様々なビジネスを行っており、月に250万円以上稼げるようになっています。

しかし、コインランドリー経営に参入する予定はありません。

理由は、

僕がコインランドリー経営に参入しない理由
  1. 差異化が難しく店舗が増加中
  2. 売却が難しい
  3. 不動産投資家も苦戦している人がいる

この点について、僕の見解を解説していきます。

注意
あくまで個人的な意見で、僕がコインランドリーをやならい理由を解説しています。もちろんコインランドリー経営で儲かっている方もたくさんいると思います。コインランドリー経営が儲からないといっているわけではないのでご注意ください。

コインランドリー経営は要注意。投資ではありません。

これは不動産投資にも言えることですが、どんなビジネスでも投資として考えていると痛い目を見ることがあります。

株式投資やFXや投資信託などは、購入した後は何もやることはありません。

ただ売るタイミングをいつにするか決めるだけになります。

一方で不動産投資やコインランドリー投資は、投資という名前がついていますが会社を経営するのと同じことが求められます。

どういう物件をいくらで購入するか、お客さんをどうやって呼び込むか、価格をどうするか、税金をどうするかなど多岐にわたる知識を求められます。

くれぐれも、「買って後はほったらかしでどんどんお金が入ってくる」というような考えは持たないようにご注意ください。。

売り上げ予想と経費の予想に注意

コインランドリーの売り上げの予想はかなり難しいので注意が必要です。

フランチャイズ会社が売り上げ予想を出すと思うのですが、あてにならず全然見込み通りにならなかったという話をよく耳にします。

実績があるから大丈夫というと思うのですが、それを投資家が確認する方法が難しいので注意が必要ですね。不動産投資であれば、需要や家賃を調べることができるので、売り上げ予想が立てやすいメリットがあります。経費も予想しやすいです。

 

1)コインランドリー経営は差別化が難しく店舗が激増~僕がやらない理由

僕がコインランドリー経営に参入しない理由を解説します。これは差別化が難しいというところです。

店舗を借りて、リフォームして、機器を入れるという流れになると思いますが、誰でもできてしまいます。

フランチャイズでいろんな会社が「シェアトップ!コインランドリーやりませんか?」と言っています。

そして接客的にセミナーなどでフランチャイズを探しています。

誰でもできて、周りがコインランドリーだらけになったら、勝てるでしょうか?

多少はデザインで差異化したりできると思いますが、僕は勝てる自信がないので参入しようと思いません。

もふ
それって不動産投資も同じじゃないの?

って思われる方もいると思います。確かに、大手アパートメーカーが建てているようなアパートは、誰でもできて価格に利益がたっぷり乗っているので儲からないと思います。

しかし、不動産投資は安く購入できる物件がまれにあります。一般的には5000万円位する物件が、何らかの問題などがあって2500万円とかで売られているときがあるのです。それを買って問題をクリアーにすれば、安全に利益を得ることができると考えています。

店舗が増え続けいている

LBM編集部の調査によると、コインランドリーはものすごい勢いで増加しています。

コインランドリー増加数。出典:LBM

昨今のコインランドリーブームを受け、LBM編集部には多くのメディアから問い合わせがあるが、ほぼ確実に聞かれるのが「今、国内にどのくらいコインランドリーがあるのか」。

以前は、厚生労働省からコインランドリーの施設数が発表されていたが、その発表は2013年度で終わってしまっており、それに代わるようなデータもなかった。そこでLBMでは、2016年11月に発行した創刊号にてLBMの予測値として「18,000施設」と発表。大手機械・資材メーカーなどからヒヤリングした結果を反映させた数字で、広く業界で活用されるようになった。

あれから2年、LBMでは複数の業界関係者への聞き取り調査を行った結果から、2017年度の施設数を「20,000施設」と予測。2年間で2,000施設増えたことになり、厚労省の調査も含めて過去最大の増加数となる。

 

需要が活発だからコインランドリーが増えている面もあるとは思いますが、それ以上にフランチャイズでコインランドリー投資をやり始めた影響のほうが多いのではないかと推測しています。

コインランドリーが乱立してきたら、古いコインランドリー施設を持っていた時に戦えるでしょうか?

フランチャイズは積極的にセミナーをやって、どんどんどんどんライバルを増やしてきます。

コンビニエンスストアのフランチャイズでも問題になっていましたが、フランチャイズは店舗が増えれば増えるほど利益が出る構造になっているので、ガンガン店舗は増えると思ってよいでしょう。

そのしわ寄せを食うのが、フランチャイズのオーナーです。。気を付けましょう。。

2)コインランドリー経営は売却が難しい~僕がやらない理由

コインランドリー経営の問題点は、売却が難しく買ったときと同じ値段で売却するのが難しいことです。

株やFXなどは、すぐに売却することができます。不動産投資も、投資物件として売却することは可能です。

もしさまざまな事情により、コインランドリー経営を辞めたくなっても売却は簡単ではないと思います。

現時点では、不動産投資などにくらべてコインランドリー事業を売却するのは環境が整っていないです。

M&Aサイトで売却したり、方法はいろいろとありそうなのですが、買ったときよりも高く売れるということはほぼないと思われます。

もし2000万円の出資してコインランドリーを初めて、もし5年後にやめたい…となったとき、出資した2000万円は返ってこないと思ったほうが良いでしょう。

コインランドリーへの出資は、機材への出資がほとんどなので、古く買った機械に高い価値が付くことは稀でしょう。。

売却が難しいことから、一生をかけてコインランドリー経営に身をささげるような覚悟がないと厳しいのではないかと個人的に考えています。

気軽に、「セミナー行って、さあ始めよう(*´ω`)」といった類の経営ではないと考えています。。

3)不動産投資家でもコインランドリー経営で苦戦している方がいる

結果を出されている不動産投資家の方でも、コインランドリー経営で苦戦されている方がいます。

不動産投資家なので、コスト感覚に敏感で需要や経営感覚に関しては一般人よりも経験豊富で実績がある方でも、見込み通りにいかないことがあるということを知り、驚きました。。

埼玉swallowsさん

2005年から不動産投資をされていて、自主管理をされている不動産投資家さんです。面識はないのですが、とても有名な方です。ブログ(埼玉swallows地方と首都圏への投資)も人気です。

当初の目論見
  • 総額2000万円超→交渉で2割値下げ。
  • 初年度は月65万円の売り上げ利回り7%
  • 2年目は月に75万円の売り上げで利回り12%以上
  • 自己資金0円。リース期間7年。
  • 初年度CFマイナス。2年目からCFプラス
  • リース終了後は10万円以上のCFが残る

初年度から黒字を見込んでいましたが、ふたを開けると

  • 売り上げは予想より4割少ない
  • 経費は予想より6割多い

というひどい状態…。手ものにお金が残る状態を予想していましたが、毎月20万円が出て行ってしまうことに!

フランチャイズ会社の見積もりが全然あてにならないことが判明しました。。辞めたくてもリース契約しているのでやめることもできず、売却しようとしても国産の中古車1台分くらいの価格にしかならないとわかったそうです。。

初期費用を2割カットしてもこんな状態なので、普通に行った方でもっと苦戦されている方もいるのではないでしょうか?

こんな状態から、コスト削減を行ったり、売り上げUPの戦略を実行したり、さすがswallowさん!何とか立て直しされています。すごい。

試行錯誤されてる姿、読んでいて熱くなりました。。

体験談をまとめられているので、おすすめです。

内田洋一さんのコインランドリーが楽待で特集されていました。

埼玉県草加市で、5年前に内田さんの保有物件の1階でコインランドリーをオープン。

初期費用600万円かけられています。

  • 1ヶ月の売り上げ 40万円~45万円
  • ランニングコスト 33万円(店舗費用は無し)
  • 1ヶ月の手残りが 10万円

1ヶ月10万円くらいしか手残りが残らないので、かなり難しいような気がします。店舗を借りたら10万円以上すると思うので、お金が出ていくマイナスのキャッシュフローになってしまいますね。

また内田さんのコインランドリーは開業5年が経過しています。もしオープン当初だったら店舗が認知されていないので、もっと売り上げが低いでしょう。。

立地も良さそうなので、それなら普通に店舗として貸し出して家賃収入を得たほうが、安定してお金が入ってきそうな気もします。

内田洋一さんのオープン当初の様子が楽待で記事になっていました。

楽待の「月20万が飛んだ…コインランドリー投資の恐怖」という記事にも、失敗談が乗っていました。

内田さんは、2014年に自分の所有物件の1階にコインランドリーを入れたそうです。

月の支払いは約35万円で内訳は

  • リース料金 13万円
  • 融資の返済 8万円
  • 水道光熱費 12~15万円
  • 人件費   3万円

とのこと。

リース会社から当初の売り上げは50万円くらいといわれていたが、実際にオープンした時は10万円台後半の売り上げだったとのことで、月に20万円の支出になってしまったとのこと…。

これ、自分の物件なので家賃を支払ってないのにマイナスになるとは…。

2017年の時では、収支はトントンとのことです。。

コインランドリー経営の注意点。僕がやらない理由

ここまでコインランドリー経営を僕がやらない理由を解説していきました。

僕がコインランドリー経営に参入しない理由
  1. 差異化が難しく店舗が増加中
  2. 売却が難しい
  3. 不動産投資家も苦戦している人がいる

やはり、差別化が難しく売却が難しいことと、売り上げや経費の予想が付かずに不動産投資かも苦戦している人がいることから、僕はあえてやろうとは思ってきませんでした。

繰り返しになりますが、僕がやろうと思っていないだけでコインランドリービジネスが儲からないといっているわけではないです。実績を持って経営されている方もいるので、あくまで僕の個人的な見解です。

ただ、コインランドリー経営を投資だと思って、フランチャイズに丸投げするだけで楽に儲かるような甘いビジネスではないので、そこだけはご注意ください(これはコインランドリーに限らず、経営すべてに言えることですが)。

僕が行っている不動産投資、ブログ、YouTubeで稼ぐ方法について「不労所得を築くためのロードマップ」で解説していますので、良かったら見てみてください。

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